2011年03月14日

希望の砂・・・。

何故か頑張れ!とか祈る!とかに躊躇してしまいます。それでも多くの事は思うのですが・・・。
今日から震災全体の様子から個人の方にクローズアップされた番組が目立ち始めました。

津波の映像は漠然と驚愕と恐ろしさを映し出しますが、個人の方の映像は助かった人、助からなかった人・・・それそのものを映し出すだけで胸の奥底を叩きのめします。

ふと、この無情な情景・・・。あの時、自分が感じた様な感覚なのかな・・・なんて事を思ってしまいました。
すくい上げた砂が指の間からどんどんこぼれ落ちる感覚。いくらすくってもすくっても最後には手の中から希望の砂が無くなってしまう感覚。
冷静ではいられず、それと同時に嫌悪感さえ覚え、絶望に叩き落とされる感覚。

その時の自分以上のものなのかどうなのかはわかりませんが、それでも自分は被災者の方に容易く言葉はかけられません。
だからこそ普通に生活して、事務的に募金をしようと決めました。

多分、自分が祈った所で何も状況は好転しないと思うからです。
だからこそ嫌な言い方ではありますがお金でどうにかできる人達にどうにかできる状況にしてもらいたいと思います。

ほんと、すいません。
今の自分、お金位しか思いつきません。
ほんと、すいません。


追伸
希望の砂・・・あの時は全部が手のひらからこぼれ落ちたと思っていました。
でも今思うと自分の手のひらに何粒かは残っていたように思えます。
その数粒は今の自分の糧となっています。

軽々しくて言えない言葉ですが、頑張ってください。


清らかな水が流れる里山でバラとブルーベリー達と暮らしています。
ローズベリーファーム



Posted by ロベファ at 13:33│Comments(0)
 
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