2011年04月10日

植えかえ時期ですね。

植えかえ時期ですね。
巷じゃ暖かくなってきましたね。
ブルーベリーも植え込みの時期をむかえております。先日ホームセンターでブルーベリーの苗を見かけましたよ。
自分も先日多少の植えかえを行いましたが、今年から自分の所の自家製チップを使っております。
さてさて結果はいかに・・・?

ちょっちマメ知識ですが、よくホームセンターの苗はあまりよくないと言われます。
理由は店頭での管理が悪かったり、色々と要因はあるかと思いますが実は一番の問題は持ち帰って、植え込んだ後の問題だという事を知ってました?

今の時期、売っている苗木には花芽という果実になる前の芽が付いています。これが夏場に向けて肥大して果実になるのですが、ここがポイント!
そのまま花芽を付けた苗木を植え込むとかなり高い確率で苗が弱ります。ってか確率というよりは絶対にと言った方がいいかもしれません。当然枯れない苗もありますが将来的にみたら確実に成長の度合いが変わってきます。

つうのはホームセンターに売られている苗は1年生や2年生の若い苗。根のはりも大した事はありません。
この状態で無理に花芽を付けさせ、無理をさせると木自体が弱ってしまうのです。それほど果実を育む事は養分を使うという事ですね。

では、どうしたらいいのか?
若い苗木を植え込んだら、枝の先端に付いているプックリと膨らんだ花芽をハサミで落としてしまいましょう。こうすることによって果実を付ける為の養分は木自体に行き渡り、木そのものを育てます。
あっそうそう!枝は全部落とすのではなく花芽から何段か下がった部分に少し尖った芽らしき部分があります。これが葉芽!成長すると葉っぱになり光合成するのでこちらは残しておいて下さい。

すぐに実を付けさしたい気持ちはわかりますが、この作業を3年生の苗位まで行います。
こうする事により果実を付けても弱らない樹を作る事ができます。

ちなみにブルーベリーの実が付いた状態で販売している苗。若い苗なら速攻実を落として下さい。
まぁ販売する側にとっては沢山枯らしてくれた方がいいという現実もあるので、あまり大きな声ではいえませんが、一応ホームセンターの苗があまり良くないという話の裏には、そんな感じのものがある事を頭の片隅に置いておいてもらえればなんて思います。

ちなみにハイブッシュ系のスパルタンという品種・・・若いうちに無理させると大体枯れます。
ラビットアイ系の樹の方が樹勢が強く、枯れにくい。ホームセンターで買う時はラビットアイをおすすめします。

という事でキューピー3分クッキングの時間でした。
おしまい!


清らかな水が流れる里山でバラとブルーベリー達と暮らしています。
ローズベリーファーム



Posted by ロベファ at 03:34│Comments(0)
 
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