ローズベリーファームの農業日記～創成編～

自分、ワールドビジネスサテライトとかビジネス特集とかけっこう好きなのでよく見ます。
世間の情勢等もいち早くわかるし、結構お得な番組だと思います。

そんな中、本日復興構想のモデルとして神戸をやっていました。
がれきを置いていた場所や仮設住宅が建っていた所は現在何になっているか知っていますか？
自分、知りませんでした！
なんでも今は最先端の医療を研究する施設や薬を作る会社等が集合して医療産業を形作っているとか・・・。病院も作って、現場密着で臨床などの研究もされている場所になっているらしいのです。
雇用促進も進んでいて約4000人・・・病院なども稼働すれば更に2000人程の雇用も生まれるらしいです。

なんか未来型の都市になっている感じです。

はたまた別の所ではLEDの会社を呼び集めて、県がバックアップする形でサポートしている所もあるらしいのです。
う～ん、素晴らしいです。こんな感じになってくれれば・・・。

おいおい！ちょっと待てよ・・・なんか引っかかるのです。
経済の活性化？
最先端のテクノロジー？
マーケット？

なんか同じ事を繰り返していないかい？
なぜ、今回のような事が起きたんだい？

なんだろう？技術ってスッゲーワクワクするはずのモノなのに何故か心のどこかに引っかかるものがあるのです。その道をひたすら走った結果、何か大事なものを落としてしまい今回のような事が起きてしまったのかな？なんて事を少なからず思います。

そしてその特集を見ていて、被災地の人達が、構想のままの都市計画・・・喜ぶのかな？
漁業であったり、農業であったり、何かと共存していた人達が最先端のテクノロジーと一緒は嬉しいのかな？なんて思います。

今日、ある番組で漁業のおじいちゃんが言ってました。
「海はかわいい！、時に憎らしいけどな。でもやっぱかわいいよ！」

そのような温かみがある人達が、どこか冷たさを感じるモノと一緒がいいのか・・・正直疑問に思います。

人はもう戻る事ってできないのでしょうかね。次の扉、次の扉と開ける事しかできないのですかね。
前の扉を閉めて、いくつか前の扉に戻る事・・・。何を落として来たのか、今考えるときなのでは？
なんて思う本日のテレビでございました。


清らかな水が流れる里山でバラとブルーベリー達と暮らしています。
ローズベリーファーム