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Posted by スターリンクさがみ運営事務局 at

2011年08月19日

農家の孤独。

先日近しい所で事件発生。驚き桃ノ木山椒の木!ブリキにたぬきに洗濯機・・・なんて冗談を言っとる場合ではありませんが、まぁ冗談でも言わないと!

まぁそれがきっかけという訳ではありませんが、前々から思っていた事をなんとなく書いてみようかと思います。

現代の農家さん、意外に孤独です。
特に新規就農された方は今後、そのような所にぶちあたるような気もします。
そもそも農家さん、かなり古い文化というか形態だと思うのです。生産者という一面をもちながら家族と一緒に日々過ごす事は言ってみれば一つのライフスタイルみたいなもの。

核家族化が進んだ現代では中々多人数で畑に入り叱咤罵倒なんてする事は中々ありません。
こんな激しいコミュニケーションの取り方であっても、人は自分でない誰かを感じ、作業をする事ができるのだと思います。

ふと畑に一人。
誰もいない空間で響くのは苅り払い機のエンジンの音だけ。休んだ時も疲労感と孤独感が芽生える時があります。

農家さんというライフスタイルはたぶんに、多人数でやる作業なのかなと思いました。
しかし、最近では機械化が進み、一人で作業できる事も多くなりました。効率もあがったと思います。
でも、それこそが農作業を農作業らしからぬものにしたきっかけだと自分は思います。

農作業って仕事ではあるけれど、それそのものがふれあいであったり確かめる作業も担っていたのではないですかね。
そこに機械を入れて、孤独な作業にしてしまった・・・。
家族で出来る農家さんはいいと思います。
それでも今後、新規就農者が増えた時、家族の方全てが同意した形で農家さんになる事は希有な様な気がします。その時、ふと孤独の壁にぶつかった時、人はどうしたらいいのですかね?

やっぱり人は一人では生きて行けません。そしてなにより一人の力は微々たるモノ。
だからこそ、仲間を見つけ出し、みんなで生き残る方法を模索しなければいけないと思います。
これは理想の形です。
当然人が集まれば軋轢も生じます。ぶつかる事だって多々。それでも農というライフスタイルは一人では完成できないもの。

おそらく今は農業のあり方・・・システムそのものに目がいきがちですが、もっと農業をやっている人のマインド的な事に目を向けない限り、明るき所にでられないように思うのは自分だけでしょうか?

考えるのは今でなくてもよいと思います。でも今、考えなくてはいつ考えるのだ?とも思います。
8月の繁忙期が終わります。それを期に自分なりに考えてみようと思います。


清らかな水が流れる里山でバラとブルーベリー達と暮らしています。
ローズベリーファーム
  


Posted by ロベファ at 13:51Comments(0)